キッチンへの侵入を防ぐための仕切りを、造作の建具でつくり直しました。もともとはお客様がご自分で製作された柵をお使いでしたが、お子様が生まれるタイミングに合わせて、ちゃんとしたものにしたいとご相談をいただきました。猫ちゃんのキッチン侵入防止と、お子様の安全対策を1つの建具で両立しています。


DIYの柵から、造作の建具へ
DIYの柵は「とりあえず入れないようにする」ためのものとしては十分に機能していました。ただ、お子様が生まれると、押す・登る・指を挟むといった使われ方が加わります。布のカーテンでは、猫ちゃんはくぐれてしまいますし、小さなお子様が引っ張れば全体に力がかかります。
そこで、開口の寸法を測って枠から製作した建具に造り替えました。既製品を当てはめるのではなく、その場所の幅・高さ・柱の位置に合わせてつくっているので、隙間が残りません。
猫ちゃんとお子様、2つの安全対策を1つの建具で
- 下部は板張り:足元に隙間をつくらないことで、猫ちゃんがくぐって入れないようにしています。
- 上部は縦格子:キッチンの中が見えるので、リビング側からお子様の様子を確認できます。閉め切っても暗くなりません。
- 引き戸式:開き戸と違って手前に開くスペースが要らず、荷物を持ったまま片手で開けられます。
- 造作なので隙間ができない:柱や壁の凹凸に合わせて製作しているため、既製のベビーゲートで残りがちな「わずかな隙間」が出ません。

キッチンの仕切りで気をつけたいこと
キッチンは家の中でもっとも危険が集中する場所です。火・刃物・熱いもの・洗剤が、いずれも手の届く高さにあります。仕切りをつくるときは、次の点を見ておくと失敗が減ります。
- 足元の隙間:ペットは数センチの隙間でも通ります。床から浮かせない設計が必要です。
- 登れる横桟がないか:横向きの桟は、お子様にとってははしごになります。今回は縦格子にしています。
- 開けっぱなしにできるか:使いにくい仕切りは、いずれ開けたままになります。引き戸なら開けた状態でも通行の邪魔になりません。
- いつまで使うか:お子様が大きくなった後も、間仕切りとして自然に見える素材・デザインを選んでおくと外す必要がありません。
よくあるご質問
市販のベビーゲートやペットゲートとは何が違いますか?
既製品は決まった寸法でつくられているため、開口が広い場所や柱の出っ張りがある場所では、どうしても隙間や突っ張り金具が残ります。造作の建具は開口の実寸に合わせて製作しますので、隙間が出ず、見た目も家具や建具の一部として納まります。
お子様が大きくなったら外せますか?
外せます。ただし今回のように建具として造っておくと、そのまま間仕切りとして使い続けられます。撤去する場合の壁・床の補修もあわせて承ります。
賃貸でも取り付けできますか?
現状復帰が必要な場合は、ビス穴を最小限にした納め方や、突っ張り方式で固定する方法をご提案します。まずは現地を確認させてください。
長野県諏訪市・岡谷市・茅野市・下諏訪町を中心に、外構・エクステリア・リフォームのご相談を承っています。お気軽にお問い合わせください。