「ガラス戸のままでは部屋が暖まらず寒い」というご相談から、室内扉を製作して取り替えました。暖房を強くしても効かない部屋は、原因が壁や窓ではなく部屋と部屋の間の建具にあることがあります。


目次
なぜガラス戸だと寒いのか
ガラスは、木や合板にくらべて熱を通しやすい材料です。1枚ガラスの建具は、面積が大きいほどそこから熱が逃げます。さらに古い建具は建て付けが緩み、戸と枠のあいだに隙間ができていることがほとんどです。
暖めた空気は、この隙間から廊下や階段のほうへ抜けていきます。「暖房が効かない」のではなく、暖めたそばから逃げている状態です。壁の断熱を触らなくても、建具を替えるだけで体感が変わるのはこのためです。
今回行ったこと
- 開口の実寸に合わせた建具を製作:既製品では納まらない古い開口だったため、寸法を測って製作しています。
- ガラス面をなくして面材に:熱の逃げ道になっていたガラスをやめ、木目の面材にしました。
- 建て付けを直して隙間をなくす:枠から見直し、戸と枠がしっかり合う状態にしています。
- 仕上げをあわせて一新:建具に合わせて、壁・天井・床も同時に仕上げました。
「部屋が寒い」と感じたときに見る順番
断熱工事はどうしても大がかりになります。その前に、費用の小さいところから確認するのがおすすめです。
- 建具の隙間:戸を閉めた状態で、外の光が漏れて見えないか。紙が差し込めるほどの隙間があれば、そこから空気が動いています。
- ガラス面の大きさ:室内の建具に大きなガラスが入っていないか。
- 敷居の摩耗:古い引き戸は敷居がすり減り、戸が下がって上に隙間ができていることがあります。
- 窓まわり:ここまで見て解決しない場合に、内窓や断熱の検討に進みます。
昇建では長野県諏訪市・岡谷市・茅野市・下諏訪町を中心に、室内建具の製作・取り替え、内装リフォームを承っています。寒さのご相談は現地を見たうえでご提案します。
よくあるご質問
建具だけ替えることはできますか?
できます。枠が使える状態であれば、戸だけの製作・取り替えも承ります。枠が歪んでいる場合は枠から直したほうが結果的に長持ちします。現地で判断させてください。
既製品の建具では入らない古い家ですが対応できますか?
対応できます。今回の事例も、開口の寸法に合わせて製作しています。古い住宅は開口が既製品の規格と合わないことが多く、造作のほうが納まりがきれいになります。
ガラス戸のまま寒さを減らす方法はありますか?
建て付けを調整して隙間を減らす、戸当たりを付ける、といった方法で改善することがあります。ただしガラス面から逃げる熱そのものは残るため、寒さが厳しい部屋では建具の交換をおすすめしています。
長野県諏訪市・岡谷市・茅野市・下諏訪町を中心に、外構・エクステリア・リフォームのご相談を承っています。お気軽にお問い合わせください。