新築住宅の造作工事です。ワークスペースからウォークインクローゼットまで、すべて造作でつくりました。既製の家具や収納ユニットを置くのではなく、その部屋の寸法と使い方に合わせて現場で製作しています。


目次
ワークスペースは「置く」より「つくる」ほうが収まります
在宅で仕事をするスペースは、机を置くだけだと、たいてい奥行きが余るか足りないかのどちらかになります。今回は壁から壁までカウンターを渡し、その上に棚を組んだ形にしました。
- 幅いっぱいに使える:既製の机だと必ず生まれる左右の隙間が出ません。
- 奥行きを使い方に合わせられる:書類を広げるのか、パソコンだけなのかで最適な奥行きは変わります。
- 上の空間まで使える:カウンター上に格子状の棚を組み、本や資料を分けて置けるようにしています。
- コンセントの位置を先に決められる:カウンター上に配線口を出しておけば、机の裏でコードが束にならずに済みます。
ウォークインクローゼットも造作で
クローゼットは、既製のパイプと棚板を後から付けると、「掛ける服の丈」と「棚の高さ」が合わないことがよくあります。今回は、掛ける・たたむ・しまうを分けて計画しました。
- 上段はハンガーパイプ:コート丈とシャツ丈で高さを分けています。
- 下段は引き出しとオープン棚:たたむ衣類とバッグ・小物を分けて置けます。
- 仕切りの位置を実際の持ち物に合わせる:計画段階でお持ちの量をうかがい、区画の幅を決めています。


造作をおすすめする場面・そうでない場面
すべてを造作にする必要はありません。次のような場所は造作の効果が大きく出ます。
- 壁から壁までぴったり収めたい場所(ワークスペース、洗面まわり、階段下)
- 天井まで使いたい場所(既製品では上に無駄な隙間が残ります)
- 柱や梁の出っ張りがある場所(既製品だと出っ張りの分だけ手前に出てしまいます)
- 入れるものが決まっている場所(サイズが分かっていれば、無駄のない区画にできます)
反対に、将来レイアウトを変えたい家具や、入れるものが決まっていない収納は、動かせる家具のほうが向いています。ご計画の段階で、どこを造作にするか一緒に決めていきます。
昇建では長野県諏訪市・岡谷市・茅野市・下諏訪町を中心に、新築・リフォームの造作工事(造作建具・造り付け収納・カウンター)を承っています。図面の段階からご相談いただけます。
よくあるご質問
造作は既製品より高くなりますか?
同じ大きさで比べれば、造作のほうが費用は上がります。ただし既製品は「合わない分の隙間」や「置けなかった場所」が無駄になります。使える面積あたりで比べると差は縮まります。ご予算に応じて、造作にする場所を絞るご提案もします。
後からリフォームで造作を入れられますか?
できます。新築時のほうが配線・下地を先に仕込めるので有利ですが、既存の部屋に後から造り付けることも可能です。壁の下地の状態を現地で確認させてください。
棚の高さは後から変えられますか?
可動棚にしておけば変えられます。固定にするか可動にするかは、入れるものが決まっているかどうかで決めます。設計時にご相談ください。
長野県諏訪市・岡谷市・茅野市・下諏訪町を中心に、外構・エクステリア・リフォームのご相談を承っています。お気軽にお問い合わせください。